Chloroware開発日誌(若旦那のブログ)

精密採点で高得点をとる方法(総合編)

time 2017/12/13

精密採点で高得点をとる方法(総合編)

はじめに

皆さんはカラオケに行く時、採点はしていますか?

ひと昔のカラオケでは採点はお遊びのようなもので、点数なんて全然デタラメである、なんてことも多かったと思います。しかし、最近のカラオケでは、音程を視覚的にわかりやすいグラフで表示しながら採点したりと、とても採点機能が優秀です。

そうしてきますと、採点をオンで使う人も多く、採点の結果を競うテレビ番組もあるくらいなので、少しでも高得点をとりたくなる人も多いでしょう。

最近のカラオケ機種では、JOYSOUNDの分析採点系統(分析採点III,分析採点マスター)とDAMの精密採点系統(精密採点DX,精密採点DX-G)が主流かと思います。

筆者は後者の精密採点、とりわけ精密採点DX-Gをメインで使っていますので、こちらで高得点をとる方法を伝えられたらなと思います。

総合編と称している今回の記事では、あまりマニアックなところまでは入らずに、誰でも簡単に実践できる内容を紹介して行きたいと思います。

 

精密採点の概要

精密採点DX、DX-G(以下精密採点)では次の五つの項目を評価対象としています。

ここでは、得点への付与が大きい項目順に書いています。

・音程

・表現力

・ビブラート&ロングトーン

・安定性

・リズム

各項目の採点内容と歌のうまさとの相関性

精密採点で採点される五つの各項目について大まかにどういうものであるかをここで話したいと思います。

音程

名の通り音程の正確率を見ます。ただし、歌唱中のバーがあっていても、それが100%になっているわけではありません。100%にするためには全音の1/4程度のズレに抑える必要があります。どれだけあっているかは画面に流れるエフェクトで確認できます。

歌がうまいかを判断する上で一番重要な項目でしょう。85%以上あれば、歌はある程度うまく聞こえると思います。どんな曲でも90%以上は取れるのが理想です。

表現力

表現力は名前ではわかりづらいですが、精密採点での表現力の採点はほぼ抑揚で、やや「しゃくり」「こぶし」「フォール」と言ったテクニックが若干考慮されます。

「しゃくり」「こぶし」「フォール」と言ったテクニックが重要という間違った噂がテレビ番組などによりよく出回っていますが、これらはそれほど重要ではありません。抑揚がメインです。

表現力は、カラオケの採点ではそこそこ重視されていますが、良かったところでそれほど歌が上手く聞こえるということでは無いでしょう。

ビブラート&ロングトーン

ビブラートは、音程を上下に周期的に揺らして余韻を生む歌のテクニックです。合唱以外の歌では大体あると思います。比較的難しい項目ですが、練習すれば綺麗にできるようになります。

ロングトーンは、曲の中である程度長く伸ばす必要のある音のことです。精密採点では、正しい音程で伸ばせているかを判定します。同じ音で伸ばし続けることは簡単そうに見えますが、呼吸などが影響してきますので意外と難しいです。やばそうな時は適宜ビブラートを入れてごまかすと良いでしょう。こちらは合唱をやっている人は上手いです。

ビブラートはうまいと歌が上手く聞こえますが、下手だとむしろ歌が下手に聞こえますので、下手なら入れないほうがいいでしょう。ロングトーンに関してはできないと下手に聞こえます。練習しましょう。

安定性

安定性は、表現力以上によくわからない項目という人も多いでしょう。

採点の画面上では まっすぐ⇔震えがち で表示されていますので、声の震えを採点している項目だとわかります。

この項目は減点方式での採点ですので、どう言った場合に減点されるかを列挙したいと思います。

息が足りなくて震えたり、音程がよくわからなくて自信のない声で曖昧な音程で歌ったり、シャウトしたりすると減点されます。

特に、ロングトーンで息が足りなくて震えるの、もしくは息を途中で吸ってしまうのがダメです。

伸ばし切れない場合は切ってしまうか、ビブラートを入れるのが効果的でしょう。

また、そもそもこの採点ではなぜかビブラートが上手いと安定性が下がりにくい傾向がありますので、ビブラートを多めにかけましょう。

歌のうまさを判断する上では音程の次に重要な項目だと思います。まっすぐな声は聞き心地がよいです。

リズム

リズムは名前の通りリズムを採点します。走ったりタメたりすると減点されます。

全体で少し走る、少しタメなら問題ないですが、一曲の中でタメも走りもあったり、激しく走ったりタメたりすると減点されます。総合点数への影響が比較的小さい項目です。

曲をよく覚えていない場合に点が取れないことが多い項目なので曲をよく覚えましょう。

また、バグがあるようでどんなにリズム合っていても減点されることがあります。これは、生音演奏の曲で、採点のタイミングと伴奏の演奏がずれていることがある。生音演奏は避けると良いと思います。

歌が伴奏にあってなく下手に聞こえるほど走ったりタメたりしなければいいでしょう。歌のうまさ的にも採点的にもあまり気にしなくていい項目です。

各項目の具体的攻略

音程

音程の攻略はとても単純で、原曲の音程を正しく歌えていれば問題ないです。

自分がどれくらい音程取れているかを確認するのに重要なのが、音程バーです。音程バーが全部黄色で埋まっていれば音程が合っている、と言うのは勘違いです。例えば全部半音の半分程度ずれている場合、これはめちゃくちゃ下手ですが、音程バーは埋まってしまいます。音程正答率を知るためには、各画面が終わる頃に流れるエフェクトを見ます。虹色で量が最も多いエフェクトの場合音程は95%前後、金色でそこそこの量のエフェクトが90%前後、赤が80%前後、青が70%前後、エフェクトなしがそれ以下です。大体が金色または虹色なのが理想です。

音程95%前後

 

音程90%前後

 

音程80%前後

 

音程70%前後

 

このエフェクトと音程バーの埋まり方からどのように音程を治すべきかを大まかに説明します。

まず、音程バーは結構埋まっているが、細かいところでは上下に外し、赤や青のエフェクトが多い人。このパターンは僕のイメージでは、曲をなんとなく聞いてなんとなく歌う人が多く、それで音程が合わせられていない(音程80%前後)、あるいは音程を覚えることを苦手とし、人よりだいぶ多くの時間を要する。このような人は、歌を聞くときに一音一音に意識を向けた上でとにかく何度も聞き返し(一曲リピートをするとよい)、歌うときも意識して歌うだけで改善すると思います。

イメージとしては中高生時代などにしていた合唱のような練習法が有効だと思います。皆さんは合唱くらい練習した曲でしたら流石に音程に自信はありますよね。聞きまくれば覚えます。

 

次に、キーを変えて歌うことが苦手でかつ音程バーの外れ方が一貫してほぼ上にずれる、あるいは下にずれる人。(ズレが小さすぎてバーが埋まるがほとんど青や赤になる人もいますが)

このような人は、相対音感が弱いのが根本的な原因だと思います。音程を覚えるとき、普通は伴奏に合わせたメロディーを音階で覚えますが、このような人はそれがあまりできず音単位で覚えてしまいます。その結果伴奏のキーが変わってももとのキーのまま歌ってしまって歌えないのです。音単位で正しく覚えられていれば問題ないですが、音を覚える段階でずれる可能性もありますし、発声する時点で力加減をコントロールできずに一貫して上や下にずれてしまう可能性があり、かつ音で覚えてしまっているため自分がずれてるとわかっていても直しにくいなどと、難しい点が多いです。音階を覚えている場合なら自分の声を聞いてズレがわかれば直せます。

このような人はとかはまず、いろんなキーで歌えるように練習しましょう。曲をピッチシフトして聞いたり、移動ド方で歌ってみたりしてください。

他にも様々な音程が苦手な理由などはあると思いますが、練習を積んでいくしかないので音程バーのエフェクトを確認しながら練習していくといいと思います。

表現力

表現力は、抑揚がメインで、多少のテクニックが考慮されます。

抑揚の点数ですが、”音響機器の接続”、”機械の設定”など割とどうしょうもない条件に依存します。これらの設定が全て最適であると仮定した上で説明します。

抑揚は、演奏の一定区間内での最強部分と最弱部分の声量差がメインで採点されます。そこそこの頻度で極端に強いところがあると高得点が取りやすいです。(頻度としては少なくて各演奏区間に一回)

同じような歌い方でも、音域が合っていないと強く出せなかったりもしますので、音域を正しく合わせることも重要だと思います。声量のコントロールに自信がない方は少しマイクを遠近させることでも強弱を作れます。

音域内でも、高めの音は強めに発声しやすく、低めの音はしにくいので、強弱をつける際は、高い音を強めに発声することをお勧めします。またマイクの遠近もこれに合わせて強く発声している高音で少し近ずけてあげると相乗効果が得られると思います。

採点画面では、抑揚が精密採点DXでは10段階、DX-Gでは100点満点で表示されます。9-10段階あるいは80点以上が理想です。

95-100でつく時は頻度も強弱も十分で、85-95程度ですと強弱が足りないことが多いです。それよりも下だと頻度も足りない、あるいは頻度も強弱も足りないと思います。

ここで少しだけ機器の接続などについて触れます。

カラオケ店で標準的に採用されているのが赤外線マイクですが、これの受信機側には電圧を上げてから出力するアンプ機能があります。この機能はオンオフできますが、これが接続ミスの温床になっています。DAM本体側にはマイクの音声入力系統がAUX2系統、モノラル標準プラグ1系統あります。普通は裏面のAUX2系統のどちらかに接続されています。この2系統、一本がライン入力でもう一本がマイク入力になっています。マイク入力とライン入力とは何かについてですが、音声の電圧レベルとして、マイクで拾った音くらいのマイクレベル、音声の信号を伝える標準的な電圧レベルであるラインレベルがあります。これらのレベルの電圧は数百倍〜千倍違います。接続を間違えると音が全然拾えなかったり強く拾いすぎたりします。ここで先ほどの赤外線受信機に戻りますが、先ほど書きましたアンプがオンの場合、出力がラインレベル、オフの場合がマイクレベルになります。これは裏のスイッチを見ればわかります。実はこの受信機側とDAM側の電圧レベルの接続が対応していないパターンが多いので、抑揚がつかないことが多いです。安定性なんかにも影響することがあります。これを確認してあげるといいと思います。DAM側にワイヤレスマイク(ラインレベル)と書いてあるのが原因という気もしますが…(受信機側アンプがオフなのにワイヤレスマイクだからこっちだろうって接続する店が多そう)

大変脱線しましたが、ここは表現力のコーナーでしたので、抑揚に引き続いてテクニックについて記述します。テクニックには、「しゃくり」「こぶし」「フォール」があります。

しゃくりは、正しい音程を発声する前に、少し低めの音からその正しい音程に素早く引きずりあげる感じに歌うテクニックで、音程がいきなり上がると合わせずらいのを解消できますし、綺麗に聞こえますので音程がいきなり上がるようなところに入れてみましょう。

こぶしは、正しい音程から一瞬だけちょっと高めの音に飛ぶようなテクニックで、歌謡や演歌などでは好まれます。ところどころ似合うところで入れてあげるといいでしょう。

フォールは、ロングトーンの終わりぎわなどに音を少し下げて切って余韻をつけるようなテクニックで大変かっこいいです。合いそうなところがあったらぜひ挑戦してみてください。

抑揚に加え、これらのテクニックを少し加えると、表現力で高得点が取れると思います。(精密採点DXではしゃくりがほぼメインなのでこぶしとフォールはほぼ必要ありません。

 

ビブラート&ロングトーン

ロングトーンは、ある程度長い音を、を正しい音程で伸ばし切れていれば問題ありません。音程がそもそも合わない場合は音程を練習し、音程は合うにも関わらずれる場合は呼吸に気をつけましょう。吐き出す息の量が急激に変わったり、いきんだりすると綺麗なロングトーンがでません。精密採点DXでは今マイクが拾ってい音の高さを表す光が音程バーの上辺をまっすぐ通過していれば問題なく、DX-Gでは図のように青い光が音程バーの真ん中をずっとまっすぐ通過していればOKです。

ロングトーンが問題ないかを判断する際には、点数画面2ページ目の以下の部分が、4マス半以上埋まっているのが好ましいです。(図では5マス埋まっています)

 

ビブラートに関しては、たくさんかければ点数が上がると勘違いしている人が多いようなので説明しますが、回数は一切関係ありません。上手ければ1回でも99回でも変わりません。

できるだけ聴き心地の良い、周期的なビブラートをかけるように心がけましょう。常に声を震わせて歌うのはあまりよくありません。安定性の点数を下げてしまいます。

文章では具体的に説明しにくいので、割愛します。以下のカラオケバトルの動画のようなビブラートをコピーするとよいです。ビブラートは難しいので長期的な練習が必要だとは思いますが、慣れてしまえば簡単にできるようになります。

ビブラートにはタイプがあります。振幅の大きい順にC,B,A、周期の長い順に3,2,1となります。A型のビブラートは細かすぎて綺麗にかけづらい上、聴き心地もあまりよくないので、B-2あたりがオススメです。(DAMを製造している第一興商さんのサイトでもPOPSはBが似合うとされています。)安定させやすいビブラートはB,Cのような音程の上下や振幅の変化のないボックス型の他に、音程を上げて行く上昇型D(「水樹奈々」の「ETERNAL BLAZE」なんかはこれ)や、音程を下げて行く下降型E(「ワルキューレ」の「いけないボーダライン」なんかはこれ)もあります。曲調に合わせていろんなものができると良いと思います。

良いビブラートはロングトーンと同じ採点画面のページで、こちらは4マス以上埋まっているのが好ましいです。1マス半とか2マスだったらかけない方がマシです。

安定性

ここを読んでいいのは以上の項目を全部マスターした人だけですよ?

安定性は音程が迷走したり、下手なロングトーンが多かったり、ビブラートが下手なのにたくさんかけて反応したりしなかったりすると減点されていきます。減点方式ですので、逆に言えば、これらの減点される行為をしなければ高得点が取れる項目です。

あとは声がかすれたり、発声中に思いっきり息を吐いたり吸ったりしなければ問題ないです。無理のない場所でブレスするように心がけましょう。

ちょっとした傾向ではありますが、ロングトーンでは安定性の減点がされやすいので、できるだけビブラートにするとよいです。

普通に歌えれば、上図のように10マスは埋まりますから(本当は100段階評価で10マスは90-100点)、10マス埋まっていない場合は、音程やロングトーンやビブラートに問題はないか確認しましょう。

 

リズム

上の方でほぼ説明してしまいましたので少しだけ追記。伴奏に対して激しくずれてなければ問題ないです。生音演奏だと設定ミスで普通に歌ってもずれてしまうことがあるので、そのような事態に遭遇した際は通常曲で歌ってしまえば問題ありません。(試しにアイのシナリオとか歌ってみるとよい、何が起きているかわかるはずです。)

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